米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手(30)が19日、メジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」に到達したことを米メディアも相次ぎ速報で報じた。
ドジャースの本拠地がある西部カリフォルニア州ロサンゼルスの有力紙ロサンゼルス・タイムズは「ショーヘイ・オータニがやってのけた!」との見出しで電子版のトップに記事を掲載。「不滅の記録を打ち立てた」とたたえた。
また、昨年9月に右肘の手術を受け、今シーズンは指名打者に専念したことが記録達成の可能性を高めたと分析。もし二刀流でシーズンに臨んでいたら「50盗塁には届かなかったかもしれない」とした。
米スポーツ専門チャンネルESPNも電子版で、偉業を伝えた。記事では「二刀流スターはもはや初記録というものに慣れている」として、これまでにメジャー史上初となる2度目の満票でア・リーグの最優秀選手(MVP)を受賞したことなども紹介した。
AP通信は、記録達成の鍵は「準備」だったと指摘。定期的にコーチ陣と話し合い、対戦相手の投手の癖を理解するため、ビデオで研究していたと伝えた。【ニューヨーク中村聡也】
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