第49回社会人野球日本選手権東海地区予選は16日、愛知・岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで1回戦2試合が行われ、Honda鈴鹿と王子が勝ち進んだ。Honda鈴鹿は東邦ガスとの投手戦を制し、王子は延長タイブレークの末、ジェイプロジェクトに競り勝った。敗れた東邦ガスとジェイプロジェクトは、敗者復活トーナメントに回る。17日は準決勝2試合が行われる。【黒詰拓也】
Honda鈴鹿・久芳修平監督
緊張感でしびれる試合だったが、(先発し7回無失点だった)ベテランの井村(勇介)が制球良く打たせて取り、流れを持ってきてくれた。夏に都市対抗出場を逃してから球際に強く、簡単に進塁させない守備にこだわってきた。相手先発の大石(晨慈)投手に対する準備も生きた。
東邦ガス・宇津野純一監督
相手の井村投手の緩い球に打ち気をそらされ、好機を作ってもあと1本出なかった。大石は立ち上がりに1点を取られたが、球威が落ちず、落ち着いていた。敗者復活トーナメントで何とか4勝し、本大会に進みたい。
王子・湯浅貴博監督
先発の中島(航)が序盤に点を取られたが、交代する前には全身を使って投げることができていた。他の投手がしっかりつないでくれた。相手投手は制球とテンポが良かったが、真っすぐに合わせて積極的に狙うことができた。
ジェイプロジェクト・神戸宏基監督
点を取った後にもう1本ほしかった。相手バッテリーの配球に抑えられたのが大きい。少しずつ流れを持っていかれた。先発の靏我(祐季)は抜け球が少なくテンポも良かった。野手の好守もあった。まだ試合はあるので、目の前の一戦に挑んでいく。
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