【ツネイシブルーパイレーツ-日鉄ステンレス】九回に右近の左前適時打で4点目を挙げ、喜ぶツネイシブルーパイレーツの選手たち=岡山県倉敷市のマスカットスタジアムで2024年9月15日午後0時24分、皆川真仁撮影

 第49回社会人野球日本選手権中国地区予選は15日、岡山県倉敷市のマスカットスタジアムで予選リーグ2試合が行われ、代表決定トーナメントに進出する4チームが出そろった。

 初の本大会出場を狙うツネイシブルーパイレーツは日鉄ステンレスに4―0で零封勝ちし、試合がなかった三菱自動車倉敷オーシャンズとともに代表決定トーナメント進出を決めた。日鉄ステンレスは昨年に続く本大会出場はならなかった。JFE西日本は、同じく代表決定トーナメント進出を決めていたシティライト岡山に9―3で快勝した。

 16日はマスカットスタジアムで代表決定トーナメント2試合がある。ツネイシブルーパイレーツ―JFE西日本の代表決定戦の勝者が本大会出場を決め、敗者はシティライト岡山―三菱自動車倉敷オーシャンズの勝者と17日に代表決定戦を行う。【皆川真仁】

ツネイシブルーパイレーツ・藤川秀義監督

 (初戦に続いての快勝で)いやあ、ベンチ内はしんどくて。相手も投手がいいので、うちも打ちあぐねた。代表決定戦にはいかないと、ということで(初戦と同じ)深田樹暉に先発を託した。気持ちの強い子なので、疲れていても自分でなんとかできる。

 あの時(代表決定戦で連敗したおととし)は、僕も監督になって初めての代表決定戦で経験したことのない子たちばかりで、浮足立っていた。全員で1点ずつしのいで、少ないチャンスをものにしたい。

JFE西日本・新田旬希選手

 (一回の先制2点本塁打は)高めに浮いたスライダーを打った。完璧ではなかったけど、いい角度で打球が上がってくれた。都市対抗初戦でSUBARUの左投手に2年続けてやられた悔しさがある中で、2試合続けて左投手を攻略できてチームの雰囲気もいい。守りで2試合連続でエラーをしたので修正したい。

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