これまでオリンピック3大会に出場している鈴木選手は、2012年のロンドン大会で女子200メートル平泳ぎの銀メダルをはじめ3つのメダルを獲得し、ことしのパリ大会には日本競泳史上で最年長となる33歳で出場して同じく200メートル平泳ぎで4位に入りました。

鈴木選手は15日、佐賀市で行われている国スポの競泳、成年女子100メートル平泳ぎに出場し、午前の予選を全体の1位で通過して午後の決勝に進みました。

決勝で鈴木選手は序盤から先頭に立つと最後までトップを譲らず、1分6秒64のタイムで優勝しました。

鈴木選手は「久しぶりに九州に帰ってきた大会で、この泳ぎを見せることができてよかった。皆さんの応援をエネルギーに変えて体にむちを打って、気合いを入れ直すことができた」とレースを振り返りました。

そのうえで、今後については「ほかの選手とは違って大会を区切りにするのではなく自分の限界点が区切りになると思う。目標は自己記録と日本記録の更新で今後も頑張っていきたい」と話しました。

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