プロスケーターの羽生結弦さん(29)らが15日、今年の元日に発生した能登半島地震の復興支援を目的とした「能登半島復興支援チャリティー演技会」に出演した。「挑戦 チャレンジ」と銘打った公演で、被災地への思いを込めた舞を披露した。
羽生さんのほか、プロスケーターとして活躍する無良崇人さん(33)、鈴木明子さん(39)、宮原知子さん(26)の4人が出演しグループナンバーを披露。個人プログラムで羽生さんは「春よ、来い」を滑った。
今回は無観客で行われ、代わりに映像配信サービス「Lemino」を通して有料配信を実施。収益は石川県に寄付される。また、能登の4カ所では、パブリックビューイングも開催された。
公演を前に羽生さんは「今まさにつらい思いをしていらっしゃる方々もいるので、少しでも力になるような元気を届けられたらなと思っています。僕自身は、現地で滑ることに意味をすごく感じています。その土地だからこそできる思いだったりとか、演技だったりとかもきっと存在すると思うので、本当にいろんな思いを込めながら滑りたいと思います」とコメントしていた。【倉沢仁志】
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