京都市下京区の京都高島屋で13日、仏出身で京都市在住のクリストフ・ルメール騎手のトークショーがあった。100人の競馬ファンを前に、2022年と23年のJRA年度代表馬・イクイノックスの強さやレースの思い出などを語った。
日本中央競馬会(JRA)の設立70周年を記念した「JRA70周年記念展示~人と馬の物語~」の一環。ルメール騎手はイクイノックスを「パワフルで、コントロールしやすい強い馬」と強調。連覇した23年の天皇賞秋について「メンバー的にも負けられず、負けたら騎手のせいなので、最もプレッシャーを感じた」と振り返った。
また、武豊騎手について「日本のベストフレンド」と笑顔。さらに「日本人は親しみやすく、どこもきれい。(習得が難しい)日本語以外は住みやすい」と冗談めかし、会場を沸かせた。最後はファンに向けて「競馬は馬も騎手もアスリートのいいスポーツ。ぜひ、応援に来てほしい」と呼びかけた。
展示イベントは23日まで開催、入場無料。70年の歴史を彩った名馬と騎手の絆を紹介したり、ディープインパクトら名馬が実際に使用したゼッケンなどを展示する。【大東祐紀】
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