大谷選手は去年9月に自身2度目となる右ひじのじん帯を修復する手術を受けていて、今シーズンは指名打者で出場しながらリハビリを続け先月からブルペンでの投球練習を再開しています。

一部のアメリカメディアは「大谷選手をプレーオフで登板させるべきだ」というコラムを掲載するなど大谷選手のピッチャーとしての復帰について高い関心を集めていて、ロバーツ監督は13日の試合前の取材で「可能性は非常に低いが、ゼロではない」と大谷選手のプレーオフでの登板の可能性に言及しました。

ただ、大谷選手はこれまでの取材に対し「ことしは投げない」と話していて、ロバーツ監督も大谷選手と直接話をしたわけではないということです。

チームは先発ピッチャーのけがによる離脱が相次ぎ、この日も復帰間近と見られていたグラスナウ投手が実戦形式の投球練習を前に右ひじの違和感を訴えて途中で練習を切り上げていました。

ロバーツ監督としてはこうしたチーム事情から大谷選手のプレーオフでのピッチャーとしての起用の可能性を少しでも残しておきたいという意図があると見られます。

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