毎年行われている熊本県民体育祭について、熊本県スポーツ協会が2027年度の大会から「輪番制」での実施を廃止する方針を固めました。

現在、県民体育祭は県内を10のブロックに分けて毎年、持ち回りで開催されていますが、この方法に関して各市町村からは財政面や人員面での負担が大きいなどと意見が上がっていました。

また、8月には再来年の開催地とされる阿蘇市町村会が輪番での開催を引き受けないことを協会に通知していました。

輪番制の廃止は来年3月に正式に決まる予定で、協会は今後、どのような方法で開催していくのかを検討していくとしています。

なお、今年の大会はあさってから天草市、上天草市、苓北町で開かれ、約6200人が参加予定です。

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