【ENEOS-JFE東日本】本大会出場を決め抱き合って喜ぶENEOSの加藤三範(左)と捕手・柏木秀文=大田スタジアムで2024年9月11日、三浦研吾撮影

 第49回社会人野球日本選手権の関東地区予選は11日、東京・大田スタジアムで代表決定戦があり、ENEOSがJFE東日本に4―3で勝利し、8大会連続27回目の本大会出場を決めた。九回に3点を追い上げられたが、逃げ切った。JFE東日本は敗者復活1回戦に回った。日本選手権は今秋に京セラドーム大阪で行われる。【円谷美晶】

ENEOS・大久保秀昭監督

 勝てばいいけど、もう少し最後すっきり勝ちたかった。

 U23日本代表に招集されている選手もいて、(野手は)交代する選手がなかなかいない中での戦いだった。初めからロースコアの戦いで、「投手はゼロで抑える気持ちで」と言っていたので、だいたいその通りの展開になった。

 先発の阿部(雄大)はこの1年ですごく成長した。こっちの期待通りというか、思った以上に抜けてくれた。(松浦佑星がランニングホームラン)彼も上を目指している選手なので、もっと率を上げてグラウンドで躍動してほしい。

 (2018年以来の日本選手権予選)やっぱりこの負けたら終わりという戦いはおもしろいね。

 本大会は、もう少し(打線の)つながりが良くなるように。投手陣はある程度自信を持って勝負できると思う。まずはベスト4以上を目標にしたい。

JFE東日本・落合成紀監督

 ゲームの入りの守りの乱れがすべて。

 (相手の)阿部投手に4、5番がまったく仕事をさせてもらえなかった。

 ここですべて出し切るつもりで挑んでいる。最後は詰め寄って追いつかなかった形なので、明日につなげたい。

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