最後の打者を抑えて抱き合う明治安田の投手・小玉和樹(右)と捕手・森川大樹=川崎市の等々力球場で2024年9月11日午後4時9分、磯貝映奈撮影

 第49回社会人野球日本選手権の関東地区予選は11日、神奈川・等々力球場で代表決定戦があり、明治安田が日本通運に8―7で競り勝ち、5大会ぶり7回目の本大会出場を決めた。明治安田への名称変更後の出場は初めて。日本通運は敗者復活1回戦に回った。日本選手権は今秋に京セラドーム大阪で行われる。【磯貝映奈】

明治安田・岡村憲二監督

 しびれる試合だった。(勝利して)ほっとしている。最後は選手を信じて祈るしかなかったので、本当によくやってくれた。

 選手がとても成長した試合だし、日ごろの選手の努力が結果に結びついて監督としてうれしい。自分よりもチームのために、勝つために、全員がつなぐ意識で戦えたことが良かった。

 (本大会まで)期間が空くので、もう一回足元から見つめ直して、万全の態勢で臨みたい。今度は(都市対抗と違い)補強なしの自チームで戦うのも楽しみ。

日本通運・沢村幸明監督

 勝ちきれなくて、悔しい。その一つに尽きる。

 前半は(先発の)冨士(隼斗)がよく投げてくれて、先制できたのは良かった。ただ後半は相手のミスもあったが、自分たちもミスをしてしまった。そこが勝ちきれなかった部分なのかなと思う。1点で済んだはずの場面で、3点、4点と与えてしまうとひっくり返すのが難しい。

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