【JR東日本東北-トヨタ自動車東日本】三回、生還した根来龍真(左から2人目)を迎えるトヨタ自動車東日本の選手たち=仙台市民球場で2024年9月7日、牧野大輔撮影

 第49回社会人野球日本選手権の東北地区予選は7日、仙台市の仙台市民球場で開幕し、1回戦2試合が行われた。

 トヨタ自動車東日本は今夏の都市対抗準優勝のJR東日本東北を5―3で破った。JR東日本東北は敗退した。JR秋田はJR盛岡に2―1で競り勝った。8日は七十七銀行―JR秋田、トヨタ自動車東日本―日本製紙石巻の準決勝が行われる。【牧野大輔】

JR秋田・半田洸主将

 (先制の犠飛は)三塁走者の足が速いのはわかっていたので、高めの球にしっかり合わせて、犠牲フライを狙っていた。(相手投手の暴投で勝ち越しのホームを踏んだ七回は)走塁と守備の強化に力を入れてきた。(相手投手は)落ちる決め球があったので、少しでもこぼしたらいこうと決めていた。

 (準決勝の相手の七十七銀行は)連打はなかなか難しいと思う。守備と走塁で粘って、ワンチャンスをものにしていきたい。

トヨタ自動車東日本・佐々木麗希主将

 <八回に勝ち越しとなる走者一掃の三塁打>

 打ったのは外寄りの真っすぐ。前の打席で三振したときに、スライダーが多かったので、外に逃げていく球に絞った。なんとか越えてくれてよかった。

 消極的ではなく、攻めた打撃をしようと取り組んできた。夏に実戦を多くやっていく中で良い感覚もつかめてきていた。(計13安打は)練習の成果が出たと思う。次戦も攻めていくしかない。

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