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  • ルールは

ルールは

パワーリフティングは、足などに障害がある選手がベンチプレスで持ち上げたバーベルの重さを競う競技です。

3回の試技を行い、最も重い重量が記録となります。

バーベルを胸まで下ろしきったら、胸の上で一瞬止めて挙げなければならないなど、厳密なルールのもとで競います。
男女10ずつの階級があり、男子の最も重い階級では世界記録が300キロを上回っています。

日本から出場選手は1人

日本からは男子107キロ級に佐藤和人(さとう・かずひと)選手が初めて出場します。

佐藤選手は神戸市出身の44歳。仕事中の交通事故で脊髄を損傷して車いすで生活するようになり、8年前、パラスポーツの選手発掘プログラムに参加したのをきっかけに競技を始めました。

自己ベストは187キロで、8位以内がパリパラリンピックの出場権を得られる世界のランキングでは15位でしたが、追加の推薦枠で出場を決めました。

佐藤選手は「日本がさらに上のレベルを目指して、世界で対等に戦えるチームになっていく起爆剤とするべく戦う」と意気込みを述べています。

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