パリパラリンピックは、福島県勢の奮闘が続いている。9月4日は砲丸投げの決勝、そしてボッチャ団体の準決勝に県ゆかりの2人の選手が登場した。

トレードマークの”笑顔”が弾けた。福島市在住の砲丸投げ(F46)の齋藤由希子選手!「本当に楽しかった」と初めて挑む夢舞台を全力で楽しむ姿がそこにはあった。

2022年3月に長女を出産し、体重は15キロ減少。そこから筋力や感覚を取り戻し、迎えたパリの舞台。
驚愕の世界記録も飛び出す中…齋藤選手も投げるごとに記録を伸ばし、最終投てきを「5位」で迎える。
最終投てきの6投目。「行くよ~」記録はこの日最高の「11m61」。
「後悔はない。これが全部自分の財産になる」という齋藤選手。目標のメダルまで27センチ届かなかったものの、堂々の”4位入賞”。あふれる気持ちをこらえ、最後まで笑顔で戦い抜いた。

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