大相撲の春の巡業が水戸市で行われるのは5年ぶりで、会場のアダストリアみとアリーナには4000人余りの観客が訪れました。

巡業では、初心者も楽しめるよう相撲の禁じ手をおもしろおかしく紹介する「しょっきり」や歌自慢の力士が独特の節回しで美声を響かせる「相撲甚句」が披露されました。

また茨城県土浦市出身で元大関の高安は、会場でファンとの記念撮影に応じていました。

そして、取り組みで土俵に上がるとひときわ大きな歓声で迎えられ、勝って会場を沸かせていました。

高安は「地元に戻ってたくさんの方に声をかけられて感謝の気持ちでいっぱいです。会えてうれしいと言われて自分もうれしくなりました。夏場所の励みになります」と話していました。

このほか、牛久市出身で元横綱 稀勢の里の、二所ノ関親方も参加し春場所で優勝争いに加わった23歳の大の里など、部屋の力士たちの稽古の様子を見守りました。

土浦市の40歳の女性は「ふだんはテレビで見ていますが初めて見に来て、間近で迫力を感じました。地元出身の高安のサインをもらえてよかったです」と話していました。

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