38歳のダルビッシュ投手は、ことし5月19日の登板で史上3人目となる日米通算200勝を達成したあと、左足の付け根の痛みでけが人リストに入り、さらに7月には「個人的な事情」で制限リストに入るなど、およそ3か月にわたって戦列を離れました。

8月にチームに合流したあと調整を重ねて、9月4日、本拠地サンディエゴで行われたタイガース戦で先発復帰しました。

1回は高めの変化球で三振を奪うなどテンポよく2アウトまで取ったあと、続くバッターに150キロを超える速球を打たれてソロホームランで1点を失いました。

続く2回はコントロールが乱れてフォアボールとヒット、みずからのワイルドピッチも絡んで1アウト二塁三塁とピンチを広げたあと、後続のバッターをショートゴロに打ち取った間に三塁ランナーがホームを踏み2点目を失いました。

そして、3回には2アウト二塁とされたあとタイムリーヒットを打たれて3点目を失い、ランナーを一塁に残したままここでマウンドを降りました。

このあとパドレスの2人目として松井裕樹投手が登板し、キレのあるスライダーで内野フライに打ち取ってしのぎました。

ダルビッシュ投手は3回途中までに63球を投げ三振は4つ奪いましたが、打たれたヒットが4本、与えたフォアボールが2つで3失点でした。

また、マウンドを引き継いだ松井投手は続く4回も登板し、先頭バッターにフォアボールを与えたあと、続くバッターにツーランホームランを打たれて、この回2点を失いマウンドを降りました。

松井投手は1回と3分の1イニングを投げて2失点で、勝ち負けはつきませんでした。

パドレスは打線が奮起し5点を追う4回に3点を返したあと5回には、5対5の同点に追いついたためダルビッシュ投手の負けはなくなりました。

試合は同点のまま延長戦に入りパドレスは10回、6対5でサヨナラ勝ちし連勝を「3」に伸ばしました。

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