右肩のけがのため今シーズン開幕からけが人リストに入っていた千賀投手は、7月26日のブレーブス戦で今シーズン初先発を果たしましたが、6回に先頭バッターを打ち取った際に左足のふくらはぎを押さえて倒れ込み、再び戦列を離れました。

現在は60日間のけが人リストに入ってリハビリを続けていて、2日は本拠地ニューヨークでレッドソックスとの試合前にグラウンドで27メートルほどの距離でキャッチボールをして体を動かしました。

千賀投手は練習後に取材に応じ「順調に状態は上がってきていると思うし、遅れもなくスムーズにきている」と現状を説明しました。

そのうえで「先発としていきなり5回、6回を投げられるかというと、そんな時間はないと思う。どこというよりかは、とにかく1イニングでも投げられる準備をするというところに目標がある」と話し、リリーフも視野に復帰を目指す姿勢を示しました。

千賀投手のけが人リストが明けるのはシーズン最終盤の9月25日ですが、メッツは2日の試合前の時点でワイルドカードでのプレーオフ進出圏内まで1ゲーム差としていて、ブルペンの切り札として千賀投手が起用される可能性もあります。

千賀投手は「僕自身、それ(リリーフ登板)に対して抵抗はないし、まずは100%に戻さないとそこには立てないと思うので、しっかり日々リハビリを続けたい」と話していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。