女子シングルス、車いすの比較的障害が軽いクラスで、前回の東京大会で銅メダルを獲得している36歳の山崎選手は、3位決定戦でスイスのイラリア・レングリ選手と対戦しました。
山崎選手は第1ゲーム、6連続ポイントを許すなど相手の前後に揺さぶる攻撃や力強いショットなどに苦しみ、13対21でこのゲームを落としました。
第2ゲームに入ると、山崎選手は4連続ポイントを奪うなど粘りを見せましたが、最後まで相手のペースを崩すことができませんでした。
このゲームも14対21で取られた山崎選手は、ゲームカウント0対2のストレートで敗れ、この種目で2大会連続の銅メダル獲得はなりませんでした。
山崎「自分なりにかっこいいお母さんを見せることできた」
山崎選手は「自分のプレーができなかったことは悔しいが、いろいろな人に応援してもらったことで、ここまでシングルスを勝ち抜くことができたので、それが本当にうれしい」と振り返りました。
また「東京パラリンピックからここまでしんどいことが多くて、何回もバドミントンを辞めようかと思ったが、パリの舞台に立てて、やってきて本当によかったなと思う」と涙を流しながら話しました。
会場には山崎選手の2人の子どもが観戦していたということで、「最後負けた姿で終わってしまったが、自分なりにかっこいいお母さんを見せることができたと思う」と笑顔で話しました。
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