野球の第13回U18(18歳以下)アジア選手権に出場する高校日本代表が31日、日本から開催地の台湾に到着した。台風10号の影響が心配されたが、大幅に遅れることはなかった。

 国際線に乗るのが初めてという選手もいた。報徳学園の最速151キロ右腕、今朝丸裕喜もその1人。「台風が来ていて飛行機が揺れるか心配だったけど、揺れずに快適だった」。日本では28日にあった大学日本代表との壮行試合など計3試合の実戦で登板したが「肩やひじの張りも取れて、コンディションは良い」と話した。

 花咲徳栄の石塚裕惺(ゆうせい)は「全国の高校球児を代表して、18人で戦っていく。日の丸を背負って恥ずかしくないプレーをしたい」と意気込んだ。壮行試合では4番として出場し、1安打1打点だった。「(アジア選手権でも)しっかりチームに貢献できる働きができれば」

 大会は9月2日に開幕し、8の国・地域が2組に分かれて1次リーグ(2~4日)、2次リーグ(6、7日)を戦う。決勝は8日にある。(台北=大坂尚子)

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