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  • 車いすバスケットボール ルールは?

  • 《女子の日本代表メンバー(12人)》

車いすバスケットボール ルールは?

車いすバスケットボールはパラリンピックで人気が高い競技の1つです。日本でも人気漫画家が競技をテーマにした作品を手がけていることから知名度が高く、東京パラリンピックで男子が銀メダルを獲得してより注目されるようになりました。

【ルール】
競技は、脊髄や足などに障害がある選手が競技用の車いすに乗って、1チーム5人でプレーし、一般のバスケットボールと同じコートとゴールを使います。

ボールを持って車いすを3回こぐとトラベリングとなり、ダブルドリブルはありません。

障害の程度に応じて1点から4.5まで、0.5刻みで8つのクラスに分けられていて、コートの5人の持ち点は合計14点以内とする必要があります。

日本は女子が24年ぶりのメダル目指す

日本は4大会ぶりに自力での出場を決めた女子が2000年シドニー大会の銅メダル以来のメダル獲得を目指します。

東京パラリンピックで銀メダルを獲得した男子は、13大会連続のパラリンピック出場を逃しました。

《女子の日本代表メンバー(12人)》

▽北田千尋選手
▽網本麻里選手
▽柳本あまね選手
▽小島瑠莉選手
▽西村葵選手
▽財満いずみ選手

▽江口侑里選手
▽土田真由美選手
▽萩野真世選手
▽大津美穂選手
▽石川優衣選手
▽清水千浪選手

【詳しくはこちら】日本代表メンバーのプロフィール

前回の東京パラリンピックで6位だった女子。パリ大会では35歳のキャプテン・北田選手やエースの網本選手といった東京大会を戦ったベテランに加え、16歳の小島選手や17歳の西村選手など初出場の若手メンバーも多く選ばれました。

パリ大会の予選リーグでは東京大会で金メダルを獲得したオランダや銅メダルのアメリカなどの強豪と対戦します。

キャプテンの北田選手は「今は出場する8か国中、8番目の実力」と話していて、高さやパワーのある世界の強豪に対抗するため、強化にあたってきました。

そのため、日本が掲げたテーマは『走るバスケットボール』です。コート全体でマンツーマンディフェンスを徹底することで、守備ではゴール下まで攻め込ませず、攻撃では相手の隙をついてボールを奪ったり、サイドからシュートを打ったりして得点を重ねることを重視してきました。

また、課題の決定力不足を克服するため障害の程度が最も重く、主に守備で活躍する「ローポインター」のシュート力向上にも取り組んできました。

2000年のシドニー大会以来となるメダル獲得を目指します。

【NHK放送予定】パリパラリンピック2024

【日程紹介】パリパラリンピック2024

【NHKニュース】パリパラリンピック2024

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