アジア・カップ期間中に性加害疑惑が報じられてチームを離脱した伊東(スタッド・ランス)が、約7カ月ぶりに代表復帰した。準強制性交致傷の疑いで書類送検され、大阪地検が9日に嫌疑不十分で不起訴処分としていた。  日本サッカー協会の山本ナショナルチームダイレクターは千葉市内での記者会見で「不起訴が理由ではない。メンバーを決めるのは監督の専権事項」と強調。これまで伊東を周囲の騒がしさから「守る」ために選外としてきた森保監督は、スタッド・ランスが今夏に日本で行った親善試合を契機として挙げ、「多くのサポーターの皆さんが温かく彼を見守ってくれる環境があるのを見て判断した」と説明した。


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