パリパラリンピックの開会式は28日夜、日本時間の29日未明からパラリンピックとしては、初めて競技場の外で行われ、選手はパリ中心部のシャンゼリゼ通りからフランス革命の舞台となったコンコルド広場までパレードします。

パリ市内では、エッフェル塔の近くに設置されたカウントダウンボードが「0」と表示され、通りがかった人が写真撮影を行うなど、開会式を迎えるムードが高まっています。

パリ近郊に住む29歳の女性は「開会式は友達とテレビで見る予定で、本当に楽しみです。ハンディキャップをこえてプレーする選手はヒーローなので、パラリンピックは、すばらしいメッセージを送ってくれます」と話していました。

一方、会場周辺では、午前中から至るところに警察官が立ち、警備態勢を強化しています。

シャンゼリゼ通りや周辺の道路は、午前7時から地元に住む人など以外の車の通行が制限され、シャンゼリゼ通りにつながる道路には、警察車両が横向きに停車されていました。

パリパラリンピックは9月8日まで、12日間の日程で行われ、日本選手団の選手は、海外の大会では、これまでで最も多い175人が出場する予定です。

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