大相撲の幕内熱海富士が28日、東京・両国国技館での力士健康診断後に報道陣の取材に応じ、東前頭2枚目で新三役昇進を目指す秋場所へ抱負を語った。9月3日に22歳となる大器は「年齢的にも伸びていかないといけない。頑張りたい」と成長を期した。  熱海富士は25日まで夏巡業に参加し「相撲は取らなくても稽古場には出るようにしている」と体を動かし続けた。横綱照ノ富士に上手の取り方を助言され、十両尊富士に立ち合いの出足の重要性を説かれたという。  最近2場所は前頭筆頭で2大関を破りながら、7勝8敗で新三役の座を逃した。「大関に勝っても他に負けたら星としては一緒。負けないように」と闘志をにじませた。


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