パリパラリンピックの開会式は、パラリンピックとしては初めて競技場の外で行われ、最大で6万5000人の観客が見込まれていて、選手はパリ中心部のシャンゼリゼ通りからフランス革命の舞台となったコンコルド広場までパレードします。

開幕まで3日となった25日、開会式の演出について式典に携わる芸術チームの責任者たちがパリ市内で会見を開きました。

会見では、開会式で障害のある人を含めて140人以上のダンサーが踊りを披露するのに合わせて作られた、パラアスリートの声を織り交ぜた独創的な音楽が公開されました。

パリオリンピックに続いてパラリンピックの開会式の芸術監督を務める演出家のトマ・ジョリー氏は「障害のある人への社会の見方を変えたいと考えた。共生を提起する式典にしたい」と共生社会の実現を呼びかけるメッセージを式典で発信する考えを示したうえで、会場のコンコルド広場がフランス革命の舞台となっていることを踏まえ「社会を変えた場所で、再び変革したい」と抱負を語りました。

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