ドジャースは25日、本拠地ロサンゼルスでレイズとの3連戦の最終戦に臨み、大谷選手は1番・指名打者で先発出場しました。

大谷選手は1回の第1打席、相手先発の左ピッチャーが投げた初球のストレートをライトへ打ち、飛距離110メートルの大きな当たりを見せましたがボールはフェンスの手前で失速しライトフライに倒れました。

ツーアウト一塁で迎えた3回の第2打席はボール球になるアウトコースのスライダーに空振り三振に倒れ、チームが1点を先制した5回の第3打席はツーアウトランナーなしから鋭い当たりのレフトライナーでした。

1対1の同点で迎えた8回は、大谷選手が先頭で第4打席に入り、リリーフの左ピッチャーが投げた4球目、147キロのツーシームが左手首に当たってデッドボールとなりました。

当たった直後、大谷選手は大きな声を上げて痛そうな表情を見せましたが、ベンチには下がらずにそのまま出場を続けました。

すると、続く2番のベッツ選手が初球をレフトスタンドへ運び、勝ち越しとなるツーランホームランで大谷選手はすぐにホームにかえってベンチ裏に下がりました。

ドジャースはそのまま逃げきって3対1で勝ち、レイズとの3連戦を2勝1敗で終えて3カード連続の勝ち越しを決めました。

大谷選手は3打数ノーヒット、デッドボールが1つで連続試合ヒットは「7」で止まりました。

打率は2割9分2厘となり、ホームランと打点は変わらず41本、94打点となっています。

ロバーツ監督 検査の結果 骨折などはなかった

ドジャースのロバーツ監督は、大谷選手が球場内で詳しい検査を受けた結果、骨折などはなかったと明らかにし、「彼は大丈夫だ」と話しました。

今シーズンはベッツ選手が6月に左手にデッドボールを受けて骨折し、およそ2か月間戦列を離れたこともあり、ロバーツ監督は「本当に怖かった。数か月前にムーキー(ベッツ選手)で経験したことだし、手の小さな骨とかそういうことを言い始めると4週間、6週間と失うことになる。シーズン終盤の大事なこの時期に本当に怖いことだ」と話し、胸をなで下ろしていました。

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