日大柔道部の柔道教室で石川県七尾市の小中学生らを指導する原沢久喜(右端)=東京都練馬区

 日大柔道部が24日、東京都練馬区の道場で柔道教室を開き、1月の能登半島地震で被災した石川県の小中学生を含む約50人が汗を流した。  日大OBで2016年リオデジャネイロ五輪男子100キロ超級銀メダルの原沢久喜(長府工産)が講師を務め、内股の実演や乱取りを実施。石川県七尾市から約10人が招待され、石崎小4年の竹田挑史さん(9)は「投げ込みが楽しかった。将来は五輪で優勝したい。阿部一二三選手が大好き」と笑顔で話した。練習後は畳の上で全員にカレーライスが振る舞われた。  参加した全日本柔道少年団七尾分団の道場は復旧が進まず、今も別の道場で練習しているという。


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