西脇知事「府民に勇気と感動を与えてくれた」
西脇知事は定例の記者会見で、23日の決勝戦を甲子園で観戦したことを明らかにした上で「全国の強豪校相手に気概あふれる全力プレーで次々と勝利を重ね、きょうも非常に白熱したゲームで感動を与えてもらった」と述べました。
その上で「68年ぶりの京都の高校の優勝に立ち会えたことは非常にうれしかった。府民に勇気と感動を与えてくれた」と述べ、京都国際高校硬式野球部にスポーツで優秀な成績を収めた個人や団体に贈られる京都府スポーツ賞の優秀賞を贈ることを明らかにしました。
一方、西脇知事は韓国系民族学校が前身の京都国際高校をめぐって「インターネット上で民族差別とみられるような悪質な投稿が多数あった」として、なかでも特に悪質な4件について、京都地方法務局やウェブサイトの運営者に対し、削除を要請したことを明らかにしました。
西脇知事は「差別的な投稿はあってはならない。許されない行為でぜひ慎んでもらいたい。われわれもモニタリングしながら対応していきたい」と述べました。
差別的な投稿を批判する声も多く
旧ツイッターのXでは京都国際高校が勝ち進むにつれ、差別的な投稿が複数広がるようになりました。
なかには100万回以上見られたものが複数あるほか、23日、優勝が決まった後に出され、6時間ほどで400万回近く閲覧された投稿もありました。
一方で「ヘイトの矛先を向けるのは絶対におかしい。素直に優勝おめでとうっていえないのはおかしい」とか「甲子園決勝まで戦い抜いたメンバーの顔を見て」などと、差別的な投稿を批判する声も多く出されています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。