日本時間29日未明に開幕するパリパラリンピック。陸上のやり投げに出場する米子市出身の高橋峻也選手が、パリへの出発を前に意気込みを語りました。
米子市出身 やり投げパリパラリンピック日本代表・高橋峻也選手:
パリパラリンピックでは、自身の日本記録更新と、メダル獲得に向けて全力で投げてきます。
陸上やり投げのパラアスリートで、米子市出身の高橋峻也選手。パリへの出発を前に、地元の報道陣のオンライン取材に応じ、パラリンピックへの意気込みを語りました。
高橋選手が最近刺激を受けたのが…。
米子市出身やり投げパリパラリンピック日本代表・高橋峻也選手:
本当に大社高校の試合というのは、ほぼ全試合自分は見て、本当に自分ももう1回野球をやりたいなと思わせてもらうくらい、本当に素晴らしい試合の連続で…。
3歳のころ、脊髄炎を発症し、右腕が不自由になった高橋選手。やり投げを始めたのは大学からで、高校卒業までは野球に打ち込んでいました。自身も夏の甲子園のベンチ入りメンバーだったという経歴から、この夏の「大社旋風」に力を貰ったようです。また刺激はもうひとつ…。
福島睦アナウンサー:
パリオリンピックで刺激を貰った選手はいらっしゃいますか?
やり投げパリパラリンピック日本代表・高橋峻也選:
もちろん女子やり投げの北口選手。1度(テレビ番組の)特集でお会いしたことがあるんですけど、本当に目標にしている選手でもありますし、尊敬している選手でもあるので、北口選手に少しでも近づけるような投てきをしたいと思います。
この種目で日本記録を持つ高橋選手は、メダルに手の届く位置にいて、パリオリンピックのやり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手に続きたいと意気込んでいます。
高橋峻也選手:
18年間育った米子にメダルを持って帰れるように、しっかり頑張ってきます。
高橋選手は、日本時間の9月4日に行われる男子やり投げF46クラス・決勝に出場します。
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