第1試合 神村学園×関東第一

2年連続ベスト4進出の鹿児島の神村学園と、9年ぶりにベスト4に進んだ東東京の関東第一高校が対戦します。

神村学園は準々決勝までの4試合で1試合の平均得点が6.75。

持ち味の強力打線が力を発揮し、ここまで勝ち上がってきました。

6番の上川床勇希選手は、ここまでチームトップの打率4割4分4厘と好調です。

さらに3回戦までヒット1本にとどまり不振に苦しんでいた不動の4番・正林輝大選手は準々決勝で流れを引き寄せるタイムリーヒットを打ち復調の兆しがうかがえます。

関東第一は、坂井遼投手と畠中鉄心投手の2人のエースを軸に、ここまで3試合で失点はわずかに「4」と投手陣が安定しています。

さらに、セカンドの小島想生選手、サードの高橋徹平選手を中心にヒットになりそうな打球を何度もアウトにしてきた堅い守備も健在です。

神村学園の打力と関東第一の守り、双方が持ち味を生かした試合運びでどちらが勝るのか注目です。

第2試合 京都国際×青森山田

第2試合は3年ぶりにベスト4に進出した京都国際高校と、春夏通じて初めてのベスト4に進んだ青森山田高校が対戦します。

京都国際はキレのあるスライダーが持ち味のエースの中崎琉生投手と、コントロールのよい2年生の西村一毅投手が1回戦からの4試合に交互に先発しそれぞれ完投しました。

初戦こそ中崎投手が3失点したものの、2回戦以降は得点を許さず、すべて完封で勝ち上がってきました。

青森山田は、ここまで3試合でチーム防御率はわずか0.33。

最速150キロを超えるストレートが持ち味のエース、関浩一郎投手は15イニングで失点「1」、背番号「11」の2年生、下山大昂投手は9イニングを投げてまだ失点がありません。

高い投手力で勝ち上がってきたチームどうしの対戦です。

両チームはことしのセンバツ1回戦で対戦していて、青森山田がサヨナラ勝ちしています。

青森山田が再び勝利するのか、京都国際が雪辱を果たすのか注目です。

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