天満屋女子陸上競技部の立迫志穂選手が、8月25日の北海道マラソンで初めてフルマラソンに出場します。パリオリンピックを現地で観戦し、世界を肌で感じた立迫選手。4年後に向けた挑戦が始まっています。

20日、岡山市内で練習を公開した天満屋の立迫志穂選手。鹿児島県出身で入社3年目の20歳。6月から7月にかけてアメリカで合宿を行い、その後、北海道での合宿にも参加するなど、月1000キロを超える走り込みをしてきました。8月25日の北海道マラソンで初めてフルマラソンに挑みます。

(天満屋 立迫志穂選手)
「6月から本格的にマラソン練習を始めて、調子的にも良い感じ。マラソンに向けて良い状態で来ていると思います」

立迫選手は8月、パリオリンピックの女子マラソンに出場予定だったチームメイトの前田穂南選手(28)の応援に同行。初マラソンを控えているため、現地では、トレーニングも入念に行いました。

(天満屋 立迫志穂選手)
「北海道マラソン、自分にとって今後の競技人生で一番重要視している」

マラソン当日、オリンピックを肌で感じるため、コースの沿道に向かいます。各国を応援する人たちで埋め尽くされる雰囲気に立迫選手は圧倒されたと言います。

(応援団)「頑張れー」

前田選手はケガのため欠場となりましたが、海外のトップランナーの走りを間近で目にすることができました。

(天満屋 立迫志穂選手)
「動きとか迫力とかすごかったです」

立迫選手にはこんな思いも芽生えました。

(天満屋 立迫志穂選手)
「4年後を本気で狙っていきたい。今の覚悟・陸上に対する気持ちだったら全然オリンピックには届かないとこの期間で考えたので、もう一回気持ち入れ直してロサンゼルスオリンピックでメダル目指して頑張っていきたいと思います」

4年後の大きな夢に向かって走り出した立迫選手。北海道マラソンは8月25日午前8時半スタートです。

(天満屋 立迫志穂選手)
「初マラソンで楽しむ気持ちも大事にしたいんですけど、天満屋というチームを背負ってマラソンを走る以上は、しっかり結果を求めて集中して走りたいと思っています。(目標の)タイムは2時間30分切りで、順位は優勝です」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。