【智弁学園-京都国際】京都国際の先発・西村=阪神甲子園球場で2024年8月19日、中川祐一撮影

 第106回全国高校野球選手権大会は第12日の19日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で準々決勝があり、京都国際が智弁学園(奈良)に4―0で勝ち、3年ぶりに準決勝に進んだ。京都国際の先発・西村一毅投手は2試合連続の完封勝利を挙げた。西村投手の試合後の主なコメントは次の通り。

京都国際・西村一毅投手

 チームを勝たせられてうれしい。(智弁学園は3年前の)前回ベスト4入りした時に(準決勝で)負けた相手なので、絶対に今日は負けられないという気持ちだった。ストライク先行の投球ができて良かった。

 先発は昨日、ホテルで言われた。打者との勝負なので、完封のことはあまり考えていなかった。野手に声をかけてもらいながら、攻撃に流れがいくような投球ができてよかった。

 (捕手の)奥井(颯大)さんのリードを信じて、思いっきりミットに投げ込みました。(九回2死で奥井捕手がマウンドで声かけ)「強気で思いっきり投げ込め」と言ってもらった。

 (3年前の4強時のエースだった)森下(瑠大)さん=現DeNA=に憧れていたこともあって京都国際を選んだ。森下さんと同じ場所に立っていることがとてもうれしいし、 超えられるように頑張りたい。

 どんな場面でも冷静に、顔色を変えずに投げるのが自分の強み。先を見ずに次も全力で立ち向かっていきたい。

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