関東一・米沢貴光監督

 第106回全国高校野球選手権大会は第12日の19日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で準々決勝があり、関東一(東東京)が東海大相模(神奈川)に2―1で勝ち、9年ぶりの準決勝進出を果たした。関東一の米沢貴光監督の試合後の主な談話は次の通り。

関東一・米沢貴光監督

 うちらしく、選手たちが守備で我慢してくれた。最後は彼らに任せた。僕も勇気をもらった試合だった。(相手の先発の)藤田(琉生)君はもっとボール球が多いかと思っていたが、すごくまとまっていた。そんなに暑くなく、体力的な理由での終盤の交代はないと思ったので、「(早いカウントから)打っていこう」と話していた。

 (先発の畠中鉄心投手は)彼のよさは打たせて取ること。バックを信頼して投げてくれた。相手の打力は、残っているチームの中でトップかもしれない。「力と力の勝負ではなく、畠中の良さが出せればこういう展開もあるんじゃないか」という希望があった。

 (1―0の九回1死一、二塁で継投)正直、悩んだ。畠中と(相手打線が)合っていないという印象もあったが、ボールが少し浮いてきていた。ここまで勝ってきた(エースの)坂井(遼投手)の力を信じて、坂井に託した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。