朝稽古の様子を見守る大の里(奥右)=札幌市で

 大相撲の夏巡業は18日、札幌市で行われ、関脇大の里が朝稽古(げいこ)で申し合いに参加した。成績次第で場所後の大関昇進の可能性がある秋場所(9月8日初日・両国国技館)に向け「状態は上がってきた。けがをしないことが一番。体調管理をきちんとやりたい」と気合を入れた。

 新関脇で臨んだ名古屋場所は4日目までに3敗を喫した中で、終盤に巻き返して9勝6敗。「まだ負け越したわけではないと、気持ちを立て直すことができた。自分を大きく成長させてくれた場所」と振り返った。

 三役で12、9勝と重ね、秋場所で12勝を挙げれば、大関昇進の目安とされる直前3場所の合計33勝に届く。(共同)

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