高校野球 神村学園が岡山学芸館に勝利 ベスト8進出

神村学園は1回、相手の先発・沖田幸大投手の立ち上がりを攻め、1アウト二塁のチャンスで3番・今岡拓夢選手がタイムリーヒットを打って先制しました。

このあと同点とされますが、4回に3連続ヒットから、押し出しのデッドボールなどで2点を勝ち越し、さらに5回は2本のタイムリーヒットで4点を奪ってリードを広げ、今大会、2試合無失点を続けていた岡山学芸館の投手陣を攻略しました。

投げては、先発した2年生の早瀬朔投手が140キロ前後の伸びのある速球を軸に、緩急をつけたピッチングで、ヒット5本、1失点に抑えて完投しました。

神村学園は、岡山学芸館に7対1で勝ち、ベスト4まで進んだ去年の大会に続き、2年連続のベスト8進出を決めました。

岡山学芸館は、5回途中からマウンドに上がった3人目の丹羽知則投手が4イニングと3分の1を無失点に抑える好リリーフをみせ、打線もチャンスは作ったものの、あと1本が出ず、1得点にとどまりました。