28歳の大橋選手は3年前の東京オリンピックで競泳の女子200メートルと400メートルの個人メドレー2種目で金メダルを獲得し、パリオリンピックでは200メートル個人メドレーに出場し準決勝で敗退しました。

パリ大会を終えて帰国した大橋選手は16日、地元の彦根市役所を訪問し、和田市長に大会の結果を報告しました。

このあと、大橋選手は報道陣の取材に応じ「自分の水泳人生の集大成という気持ちでパリオリンピックに向けてやってきて、後悔なくレースを終えることができた」と話しました。

そして、今後について「ことし秋の国民スポーツ大会で区切りをつけようと思っている。これから先の人生も長いので、一度区切りをつけて支える側として新しいスタートを切るという意味でも、それがいいのかなと考えている」と話しました。

そのうえで『引退宣言』ではないのかという質問に「はい」と応じ、「ふわっとした感じで整理をつけたわけではない」と心境を話しました。

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