夏の高校野球、島根代表・大社は8月15日、長崎代表・創成館を破り、夏の大会では107年ぶりとなる2勝を挙げ、ベスト16入りを決めました。

夏の大会では63年ぶりに初戦を突破した大社。
15日、2回戦、長崎代表・創成館と対戦しました。

大社の先発は、初戦1失点完投のエース・馬庭。
創成館に先行を許しますが、粘りのピッチング。

2点を追う終盤、これに打線が応えます。
8回表、この回先頭の4番高梨がセンター前へ。
1アウトとなって6番高橋蒼空。
センター前にポトリと落ちてチャンスを広げます。
ここで続く馬庭…。
相手ショートが悪送球、大社が1点を返します。
大社はなおもランナー2、3塁で8番園山。
倒れ込むようにバットに当ててスクイズ成功。
同点に追いつきます。

3対3で迎えた延長タイブレーク。
大社はランナー1、2塁で高橋蒼空。
相手サードが悪送球、1人がかえり、大社が勝ち越します。
さらに園山がまたもスクイズ。
リードを2点に広げました。

その裏、大社は1点を返されますが、最後は馬庭。
大社が1点差で逃げ切り、107年ぶりの夏の大会2勝を挙げました。
大社は17日3回戦、西東京代表・早稲田実業と対戦します。

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