第1試合 広陵×東海大相模

第1試合は、広島の広陵高校と神奈川の東海大相模高校が対戦します。

広陵は2回戦で、入学直後からエースナンバーを背負う今大会注目の高尾響投手が持ち味の力強いストレートなどで9つの三振を奪い、熊本工業を1点に抑え接戦を制しました。

一方の東海大相模は強力打線が持ち味で、2回戦ではチームで12安打をマーク。

中でも2年生で4番に座る金本貫汰選手は、4打数3安打1打点と存在感を発揮しました。

広陵の高尾投手と東海大相模打線の攻防に注目です。

第2試合 明徳義塾×関東第一

第2試合は、高知の明徳義塾高校と東東京の関東第一高校が対戦します。

明徳義塾は2回戦で打線が力を発揮し、ふた桁安打で7点を挙げました。

また、伝統の「ピッチャーを中心とした守りの野球」も健在で、2回戦ではノーエラー。攻守がかみ合った野球を、この試合でも体現したいところです。

関東第一は、2回戦で先発の畠中鉄心投手と、最速149キロのエース坂井遼投手の投手リレーで、相手を1点に抑えました。

当たっている明徳義塾打線を抑えられるかが、ポイントとなります。

第3試合 青森山田×石橋

第3試合は、青森山田高校と栃木の石橋高校の対戦です。

青森山田は2回戦で、地方大会での平均失点が代表校の中で最も少なかった長野日大から9得点を奪い、快勝しました。

自慢の強力打線に加え、最速152キロのエース関浩一郎投手も1失点で完投し、投打に力のあるチームです。

夏の甲子園初出場の石橋は2回戦で、背番号6の入江祥太投手が先発して4安打で完封し、打っては4番として5打数3安打の活躍でチームを引っ張り、甲子園初勝利に貢献しました。

栃木大会では接戦で競り勝つ粘り強さが見られ、この試合でも僅差の展開に持ち込みたいところです。

第4試合 霞ヶ浦×滋賀学園

第4試合は、茨城の霞ヶ浦高校と滋賀学園が対戦します。

霞ヶ浦は2回戦で、智弁和歌山高校との延長11回タイブレークを制し、甲子園初勝利を果たしました。

身長1メートル87センチの2年生左腕、市村才樹投手が8回途中3失点、右投げの眞仲唯歩投手がタイブレークも含めて4回途中1失点と、粘りの投手リレーで競り勝ちました。

また滋賀学園も、エースの脇本耀士投手と高橋侠聖投手の2枚看板が力を発揮し、ここまでの2試合を勝ち上がってきました。

この試合は、投手陣が本来の力を発揮できるかどうかが勝敗を左右しそうです。

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