日本スケート連盟の表彰式は24日午後、都内で行われ、フィギュアスケートとスピードスケート、それにショートトラックで今シーズンの優秀選手に選ばれたおよそ40人の選手たちが出席しました。

このうち、最優秀賞にあたるJOC杯には、フィギュアスケートの世界選手権、女子シングルで56年ぶりとなる3連覇を果たした坂本選手と、スピードスケートのワールドカップで女子1000メートルと1500メートルで総合優勝を果たすなど活躍した高木選手が選ばれました。

坂本選手は2回目、高木選手は3年連続の受賞です。

式典後、坂本選手は「世界選手権と全日本選手権で3連覇する目標を達成でき、それを評価してもらえてすごくうれしい。来シーズンは、4連覇を目指すというよりは、再来年のオリンピックにつながるようなシーズンにしたいので、内容に重きを置いて1年を過ごしていきたい」と話していました。

また、高木選手は「今シーズンは順位でいうと、今までの中でもよいシーズンを過ごすことができたと思うが、中身やタイムはまだまだ満足できない試合が多かった。来シーズンは、オリンピックに向けて自分のスケーティングをより確固たるものにできるよう積み上げていきたい」と意気込んでいました。

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