ひぼう中傷に声明「法的措置も辞さない」 日本陸上競技連盟

パリオリンピックに出場した選手や関係者に相次いだSNSなどでのひぼう中傷に対しては、JOC＝日本オリンピック委員会がSNSで投稿する際のマナーを守ることなどを求める声明を発表したほか、日本バレーボール協会の川合俊一会長が「ひぼう中傷を見過ごすことはできない」などとするコメントを出しました。

これらに続いて日本陸連も15日に声明を発表し、「大会に向けて日々、人生をかけて努力を続ける選手や関係者への心ないひぼう中傷は、どんな理由があろうとも許されるものではない」と強調しました。

そのうえで「行き過ぎた内容の投稿に関しては、今後、法的措置も辞さない考えを持っている」としています。

パリオリンピックに出場した陸上の日本選手では、個人種目を辞退して混合競歩リレーに出場した柳井綾音選手が、自身のSNSに「身勝手だ」などという投稿が相次いだことを明かしていました。