新潟県勢10年ぶりの甲子園2勝目を目指して京都国際と対戦した新潟産大附属。春の近畿王者相手に試合は投手戦となりましたが、終盤に失点し、惜しくも0-4で敗れました。

1回戦で埼玉県の強豪花咲徳栄を下し、春の近畿王者・京都国際との2回戦に挑んだ新潟産大附属。

試合は初回、2番平野がフォアボールで出塁すると、盗塁を決めて1アウト1・2塁のチャンスを迎えます。

ここで打席には1回戦で決勝タイムリーを放った4番多田。ここはショートゴロに倒れ得点を奪うことができません。

一方、産大附属のエース宮田は3回、2本のヒットで1アウト1・3塁のピンチを招きますが、3番澤田をショートゴロのダブルプレーに打ち取り、先制点を許しません。

宮田の力投に応えたい打線は5回表、8番堀田がライト線へツーベースヒットを放ち、チャンスを作ります。しかし、ここも相手ピッチャーの西村に抑え込まれ得点できず…

両チーム無得点で迎えた終盤、均衡を破ったのは、京都国際でした。7回裏、5回途中からマウンドに上がった田中が2本のヒットを打たれ、2アウト1・3塁のピンチを迎えると、3番澤田にタイムリーヒットを打たれ、ついに先制点を許します。

さらに8回には、2本の長打を打たれて3失点…

新潟大会ノーシードから快進撃を続けてきた産大附属は、4点を追う最終回…

6番中村のヒットなどで2アウト満塁の場面を作ります。ここで打席には、代打・鈴木!

最後は三振に倒れ、新潟産大附属は0-4で敗れました。

【吉野公浩監督】
「57歳にして、こんなに長く野球で勝負できた夏はありません。選手たちには感謝の言葉しかない、ありがとうと伝えたい」

【平野翔太主将】
「打席に立ったときも応援が聞こえて、勇気や力が湧いてきたので、もっともっと勝たせたかった。最後力及ばず負けてしまったが、本当に感謝したい」

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