ことし5月に加入した29歳のヘルナンデス選手は、勝負強いバッティングが持ち味の右バッターで、規定打席には届いていませんが、ここまで56試合に出場し、打率2割9分4厘、ホームラン8本、30打点の成績を残しています。

ヘルナンデス選手は11日に、名古屋市のバンテリンドーム ナゴヤで行われた中日戦に3番・センターで出場し、5回の守備で、打球を足から滑り込んで捕球しようとした際に左手首を痛め、担架で運ばれてベンチに退きました。

球団によりますと、ヘルナンデス選手はその後、名古屋市内の病院で検査を受け、左手首の骨折と診断されたということで、12日に1軍の出場選手登録を抹消されました。

首位の広島に1ゲーム差で2位につけるチームにとって、中軸を担うヘルナンデス選手の離脱は、優勝争いが激しくなる中で大きな痛手となりそうです。

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