第1試合 熊本工×広陵
第1試合は3年ぶり23回目出場の熊本工業と、2年連続25回目出場の広島の広陵高校が対戦します。
熊本工業は積極的な走塁が持ち味のチーム。
チャンスを作ってともに勝負強い3番の上田遙斗選手と4番の菊山敬紳選手が返すのが得意の攻撃パターンです。
広陵は去年のセンバツ以降、春夏合わせて4回連続の甲子園出場。
入学直後からエースナンバーを背負う3年生の高尾響投手は集大成の夏となります。
自身4度目となる甲子園のマウンドでどのようなピッチングを見せるのか注目です。
第2試合 富山商×東海大相模
第2試合は2年連続18回目出場の富山商業と、5年ぶり12回目出場の神奈川の東海大相模高校が対戦します。
富山商業はスライダーが持ち味のエース・寳泉陸斗投手をはじめ、タイプの違う多彩な投手陣がチームを支えます。
地方大会はすべて継投で勝ち上がってきました。
投手陣を中心とした守りと、継投のタイミングが初戦突破のカギを握ります。
東海大相模は地方大会のチーム打率が3割9分5厘と強打が持ち味のチームです。
なかでも、地方大会の準々決勝から1番を務めた2年生で背番号「16」の三浦誠登選手は打率6割6分7厘をマーク。
甲子園でも三浦選手が打線を勢いづけられるのか注目です。
第3試合 鳥取城北×明徳義塾
第3試合は6年ぶり6回目出場の鳥取城北高校と、2年ぶり23回目出場の高知の明徳義塾高校が対戦します。
鳥取城北はストレートにスライダーを織り交ぜて三振を奪える鈴木欧音投手と、打たせて取る投球が持ち味の田中勇飛投手がチームの軸。
2人を中心に層の厚い投手陣で地方大会を勝ち上がってきました。
明徳義塾は地方大会で打率5割、チームトップの7打点をマークした背番号「11」の2年生、藤森海斗選手が打線をけん引。
下位打線にも力のあるバッターが並び、どこからでも得点を狙える攻撃力が強みです。
第4試合 北陸×関東第一
第4試合は2年連続5回目出場の福井の北陸高校と、5年ぶり9回目出場の東東京の関東第一高校が対戦します。
北陸は直球の最速149キロのエース・竹田海士投手と最速146キロの井黒晃佑投手の本格派右腕2人をはじめ、多彩な投手がそろいます。
地方大会は5試合で失点はわずかに「4」。
甲子園でもその投手力を発揮できるか注目です。
関東第一は最速149キロのエース・坂井遼投手と、コントロールが持ち味の左腕、畠中鉄心投手がチームの柱です。
ともに先発もリリーフもでき、2人のピッチングを軸に守りからリズムを作って勝ち上がってきました。
投手陣の安定したチームどうしの対戦だけに、互いの打線が相手投手をどう攻略していくのかがポイントになりそうです。
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