パリオリンピックで採用された唯一の新競技、ブレイキンはDJがかける音楽に合わせて1対1で交互に即興でダンスを披露し、技術や表現力、独創性などを競います。

男子の予選リーグには16人が出場し、4人ずつ4つのグループに分かれて2ラウンド制の総当たり戦を行い、各グループの上位2人が準々決勝に進みます。

勝敗は9人のジャッジが5つの審査基準をもとに決めることになっています。

日本からは過去に世界最高峰の国際大会を制し、全日本選手権でも3連覇した22歳の「Shigekix」と、ことしの全日本選手権で2位に入った19歳のダンサーネーム「Hiro10」の大能寛飛選手がともにグループAに出場しました。

このうち「Shigekix」は持ち味のフィジカルを生かし、音楽に合わせてピタリと動きを止める「フリーズ」や、頭などを使って回る「パワームーブ」を次々と決め、グループAの2位で準々決勝に進みました。

一方、Hiro10はダイナミックな回転技の「パワームーブ」で見せ場を作りましたが、グループAで最下位の4位となり準々決勝に進むことはできませんでした。

準々決勝は日本時間で午前3時から始まる予定です。

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