ボルダー&リードは、「課題」と呼ばれる4つのコースを登った数で競うボルダーラウンドと、1回の挑戦で登った高さを競うリードラウンドの合計点で争われます。

オリンピックに初めて出場した20歳の森選手は準決勝4位となって日本選手でただ1人、10日の決勝に進みました。

前半のボルダーラウンドの1つ目の課題で、小柄な森選手は最初のホールドをつかむこともできずポイントを得ることができませんでした。

出場した8人の選手のうちの6人が、最初の2つの課題を連続で完登する中、森選手は2つ目も登り切れず大きく差を広げられました。

森選手は、続く3つ目で初めて完登に成功しましたが、最後の課題でもポイントを伸ばせず前半を終えて39ポイントで7位となり、このあと行われる得意のリードラウンドに臨むことになりました。

前半トップに立ったのは、東京大会で金メダルを獲得したスロベニアのヤンヤ・ガンブレット選手で、3つの課題を完登し、84.4ポイントでした。

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