前田投手は相手の本拠地、サンフランシスコで行われたジャイアンツとの試合で、1対0とリードした4回に2人目で登板しました。

前回の登板で2本のホームランを打たれた前田投手は、この試合ではシンカーやスプリットなどの変化球をコーナーに投げ分け、4回、5回、6回と1人のランナーも出さない完璧なピッチングを見せました。

2点リードで迎えた7回に入ると連続ヒットでノーアウト一塁三塁のピンチを招き、4番バッターにレフトへ犠牲フライを打たれて1点を失いました。

後続は打ち取り、追加点は与えませんでした。

8回も続投し、連続ヒットと犠牲フライで1点を失い2対2の同点に追いつかれ、このあとツーアウト一塁としたところで降板し、3人目のピッチャーが次のバッターを抑えました。

前田投手は4回と3分の2イニングを投げて打たれたヒットは4本、2本の犠牲フライで2失点、奪った三振は2つで勝ち負けはつきませんでした。

防御率は6.59になりました。

試合はタイガースが2対3でサヨナラ負けしました。

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