第1試合 中京大中京×宮崎商
第1試合は7年ぶり29回目出場の愛知の中京大中京高校と3年ぶり6回目出場の宮崎商業が対戦します。
中京大中京はキレのあるスライダーが持ち味のエースで左腕、中井遥次郎投手をはじめタイプの違うピッチャー6人がベンチ入り。地方大会はすべて継投で勝ち上がってきました。
宮崎商業も地方大会はすべて継投しました。5試合すべてに登板した背番号「3」の上山純平投手はストレートに力があり、背番号「6」の中村奈一輝投手はスライダーのキレが持ち味で「抑え」を務めます。
ともに投手陣を軸とした守り勝つチームどうしの対戦で、継投のタイミングが勝負のカギを握ります。
第2試合 木更津総合×神村学園
第2試合は6年ぶり8回目出場の千葉の木更津総合高校と2年連続7回目出場の鹿児島の神村学園が対戦します。
木更津総合は地方大会で背番号「11」だった千葉雄斗投手が成長し、29イニング余りを投げてわずか1失点の好成績。今大会はエースナンバーを背負います。また、石澤順平投手はキレのあるスライダーが持ち味。この2人を中心とした投手陣に注目です。
神村学園は地方大会のチーム打率が代表校のなかでトップの4割3厘。1試合の平均得点は8.4と強力な打線が持ち味です。春のセンバツでホームランを打った不動の4番、正林輝大選手の強打に注目です。
第3試合 聖カタリナ学園×岡山学芸館
第3試合は初出場の愛媛の聖カタリナ学園と5年ぶり3回目出場の岡山学芸館高校が対戦します。
聖カタリナ学園はライナー性の低い打球に積極的な走塁などを絡める攻撃が特徴です。地方大会6試合でチームトップの10打点を挙げたキャプテンで4番の河野嵐選手がチームをけん引します。
岡山学芸館は地方大会でフォアボールとデッドボールを1つも与えなかった沖田幸大投手とチェンジアップが持ち味の丹※ワ知則投手がチームの軸。2人のピッチングに注目です。
※「ワ」は「翅」のつくり。
第4試合 掛川西×日本航空高
第4試合は26年ぶり6回目出場の静岡の掛川西高校と3年ぶり7回目出場の山梨の日本航空高校が対戦します。
掛川西はエースの高橋郁真投手が打たせて取るピッチングを持ち味に地方大会では4試合で29イニングを投げて6失点と安定していました。高橋投手の投球が初戦突破のカギを握ります。
日本航空は地方大会の1試合平均得点が8.6。3番・金子優馬選手と5番・雨宮英斗選手が打率5割を超え、4番の小林幹汰選手が打率4割台の後半をマークしました。今大会でも強力な打線で得点できるのか注目です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。