女子57キロ級で金メダルを獲得した桜井つぐみ=パリ(共同)

 【パリ共同】パリ五輪第15日の9日、レスリング女子57キロ級決勝で初出場の桜井つぐみ(22)=育英大助手=がアナスタシア・ニキタ(モルドバ)を下し、金メダルを獲得した。中量級で4連覇の伊調馨、2連覇の金城梨紗子が築いた栄光の系譜を継ぐ優勝だった。  高知県出身。スタミナと組み手の強さを持ち味に、世界選手権は2021年が55キロ級、22、23年は57キロ級で制覇した。金城を破るなどしてパリへの切符を獲得。第1シードとして粘り強く闘い、強さを証明した。


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