第106回全国高校野球選手権大会の大会本部は9日、第4日(10日)から午後4時以降に始まる試合でもクーリングタイムを実施すると発表した。これまで開始時間が午後4時を過ぎる試合では原則実施しないとしていたが、9日までに熱中症とみられる症状があった8選手のうち、4選手は午後4時以降に試合があった。
夕方でも気温が下がりにくい傾向が続いており、日中同様に休息を取ってもらうことにした。クーリングタイムは五回終了時の10分間で水分補給や体を冷やすことを促す取り組み。初めて導入された前回大会同様、天候などにより大会本部の判断でクーリングタイムを設けない試合もあるという。【石川裕士】
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