陸上男子110メートル障害決勝、5位と表示され笑顔を見せる村竹ラシッド=フランス競技場で2024年8月8日、中川祐一撮影

 パリ・オリンピック第14日は8日、陸上の男子110メートル障害決勝が行われ、村竹ラシッド選手(22)=JAL=は5位だった。決勝後の主な談話は以下の通り。

 <決勝はどんな舞台だったか>

 ものすごく楽しかったです。

 <いきなりハードルの1台目から少し足を引っかけた>

 当ててしまってはいたんですけど、2、3台目以降で何とか持ち直したので、そんなに大きい影響はなかったかなとは思います。

 <最後は競り合いだった>

 なんて言うんですかね……。魂のトルソー(胴体)ですね。

 <レースが終わった後の心境は>

 ずっと待ち望んでいた舞台だった。この舞台で走れたことが本当に楽しかったです。楽しさもあれば、メダルを取れなかった悔しさもありましたし、いろんな感情が入り交じっての(レース後の)表情だったかなと思います。上位の相手というか、(決勝で戦った)皆さんがそうなんですけど、本当に速くて強かったです。

 <世界の5位になり、五輪決勝の舞台に立ち、次の目標は>

 こういう舞台を一回経験しただけでも、ものすごい経験値を得られたと思います。来年は東京で世界陸上があるので、その時は必ずメダルを取りたいと思います。

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