第106回全国高校野球選手権大会の開幕を前に、甲子園球場を訪れた人たち=7日午前

 第106回全国高校野球選手権大会は7日、開場100年を迎えた兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。  開会式では、能登半島地震で被災した穴水(石川)の東野魁仁主将が先導役を務め、史上8校目(9度目)の春夏連覇が懸かる健大高崎(群馬)や早実(西東京)中京大中京(愛知)、大阪桐蔭、興南(沖縄)など49校が、南から北の順に入場行進。開会式直後の第1試合に登場する有田工(佐賀)と滋賀学園は、式典で体を動かさない時間をできるだけ短くするため、最後に行進。智弁和歌山の辻旭陽主将が選手宣誓。  今大会は暑熱対策として、第1日から第3日の1日3試合の日に試合を午前と夕方に分ける「朝夕2部制」を導入する。


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