車いすフェンシングは『ピスト』と呼ばれる台に固定された車いすに選手どうしが座って向き合い、上半身の動きだけで相手を突くなどしてポイントを競います。
日本からは女子は個人種目に櫻井杏理選手、男子は個人種目と団体種目に藤田選手と、加納慎太郎選手、それに安直樹選手の合わせて4人が出場します。
6日は、ロンドンを拠点にしている櫻井選手を除いた3人の練習が東京北区のナショナルトレーニングセンターで公開されました。
男子の団体種目では障害の程度が軽い「カテテゴリーA」の選手と重い「カテゴリーB」の選手が対戦することがあるため、練習では「カテゴリーB」の藤田選手と、「カテゴリーA」の安選手が実戦形式の練習を行い、それぞれ攻守に磨きをかけていました。
練習後の会見で、2大会連続出場となるキャプテンの藤田選手は、パリオリンピックのフェンシングの日本勢の活躍を受け「感動と勇気と刺激をもらった。僕らも続けられるように頑張りたい。間違いなく今が1番強いので、東京大会よりいいパフォーマンスができる」と意気込みを語りました。
また、オンラインで会見した櫻井選手は「海外にいることで、体格の大きな選手と実戦経験を積むことができた。何がなんでもメダルを取ることを目標にして準備してきた。自分史上最高のパフォーマンスを発揮して、最強の結果を出したい」と力強く話していました。
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